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シャクナゲ・基本のお手入れ
年間作業カレンダー
年間作業カレンダー シャクナゲ
大きなボール状に咲き豪華で気品の有る花が魅力であるシャクナゲは、日本の高山に自生する日本シャクナゲ(和シャク)、欧米で改良されて日本に来た物を西洋シャクナゲと呼んでいます。

主な品種別環境対応性
品種・日本シャクナゲ
   品 種 名     花  色 耐寒性 耐暑性
  ツクシシャクナゲ   ピンク系 -26度
  屋久島シャクナゲ   最初ピンク系後半白系 -26度

品種・西洋シャクナゲ
  品 種 名     花  色 耐寒性 耐暑性
  カロライン・アールブロック   藤 色 -20度
  ゴールデントーチ   黄 色 -20度
  サッフォー   白に中心紫ぼかし -20度
  ハイドン・ハンター   ピンク -20度
  パープル・スレンダー   濃 紫 -20度
  プレジデント・ルーズベルト   ピンク系覆輪 -10度
上記はほんの一例で、品種は豊富です。
品種により、耐暑性や耐寒性が異なり、中には-2℃までしか耐えれない物もあります。
*置き場、潅水、肥料、その他管理については、四季にわけてご説明します*

病 害 虫
病 気  
1.灰色カビ 蕾や花に灰色のカビが発生します。
「対  策」  【予防】  発病した蕾や花は摘み取り焼却し、伝染源にならないようにします。
【治療】  発病の初期から7日おきに数回、トップジンM、ベンレート、ダコニール等を散布します。

 害 虫
1.ハダニ 発生期:4月〜9月
「症状」 葉を吸汁し、その跡は白い斑点になり、ひどくなると葉の全体が白っぽくなります。
「対策」 【予防】  冬に石灰硫黄合剤を散布します。
 【駆除】  ケルセン乳剤、アカ−ル等を散布します。

2.グンバイムシ
「症状」 葉の裏に3mm程度の小さな成虫が群がり吸汁し、葉が白いかすり状になります。葉裏に黒いヤニ状の排泄物がつきます。
「対策」  【予防】  風通しをよくし、時々葉水を与えます。
 【駆除】  発生から1週から2週おきに2から3回、スミチオン、マラソン、オルトラン等を葉裏から散布します。
※農薬はラベル等に記載されている使用基準に従い、適用のある作物に使用して下さい。

関連情報:(株)コメリよりの提供
 ・シャクナゲ
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