戻る | シャクナゲの育て方基本のお手入れ |
|
||||
■年間作業カレンダー | ||||
大きなボール状に咲き豪華で気品の有る花が魅力であるシャクナゲは、日本の高山に自生する日本シャクナゲ(和シャク)、欧米で改良されて日本に来た物を西洋シャクナゲと呼んでいます。 |
|
■品種・日本シャクナゲ |
品 種 名 | 花 色 | 耐寒性 | 耐暑性 |
ツクシシャクナゲ | ピンク系 | -26度 | 有 |
屋久島シャクナゲ | 最初ピンク系後半白系 | -26度 | 有 |
■品種・西洋シャクナゲ |
品 種 名 | 花 色 | 耐寒性 | 耐暑性 |
カロライン・アールブロック | 藤 色 | -20度 | 有 |
ゴールデントーチ | 黄 色 | -20度 | 有 |
サッフォー | 白に中心紫ぼかし | -20度 | 有 |
ハイドン・ハンター | ピンク | -20度 | 有 |
パープル・スレンダー | 濃 紫 | -20度 | 有 |
プレジデント・ルーズベルト | ピンク系覆輪 | -10度 | 有 |
上記はほんの一例で、品種は豊富です。 品種により、耐暑性や耐寒性が異なり、中には-2℃までしか耐えれない物もあります。 *置き場、潅水、肥料、その他管理については、四季にわけてご説明します* |
|
|||||
■ 病 気 | |||||
1.灰色カビ | 蕾や花に灰色のカビが発生します。 | ||||
「対 策」 | 【予防】 | 発病した蕾や花は摘み取り焼却し、伝染源にならないようにします。 | |||
【治療】 | 発病の初期から7日おきに数回、トップジンM、ベンレート、ダコニール等を散布します。 |
■ 害 虫 | ||
1.ハダニ 発生期:4月〜9月 | ||
「症状」 | 葉を吸汁し、その跡は白い斑点になり、ひどくなると葉の全体が白っぽくなります。 | |
「対策」 | 【予防】 | 冬に石灰硫黄合剤を散布します。 |
【駆除】 | ケルセン乳剤、アカ−ル等を散布します。 |
2.グンバイムシ | ||
「症状」 | 葉の裏に3mm程度の小さな成虫が群がり吸汁し、葉が白いかすり状になります。葉裏に黒いヤニ状の排泄物がつきます。 | |
「対策」 | 【予防】 | 風通しをよくし、時々葉水を与えます。 |
【駆除】 | 発生から1週から2週おきに2から3回、スミチオン、マラソン、オルトラン等を葉裏から散布します。 | |
※農薬はラベル等に記載されている使用基準に従い、適用のある作物に使用して下さい。 |
関連情報:(株)コメリよりの提供 |
・シャクナゲ |
>> 春のお手入れ |
>> 秋のお手入れ |
>> 冬のお手入れ |