シャクナゲコレクション      鈴木 春義
このページは「栃の葉書房」山野草月刊誌に掲載された内容です。
深山に神秘に咲く花の女王、シャクナゲの美しさ見せられて収集し、30年前から自分の持っているシャクナゲの交配作出者に出会い、苗木を譲られたり戴いたりして、現在に居つています。シャクナゲは実生から開花まで7〜10年もかかります。何万本の交配の中から新種を見つけて開花させたものを『hazukijpコレクション』として、ホームページで掲載し、まだ市場に出ていない物を、一人でも多く方に魅力を楽しんで戴きたいと思います。
   庭に咲いたツツジ・シャクナゲの花
小さな庭ですが、これで全体の1/3くらいでしょうか。春を待ち一斉にに咲き誇ります。この魅力をいつまで追い求めるのでしょうか---
女蜂の宴
ある古老が交配したもので、余り世に出て
いません。はなは完全固体の八重咲き。少
し弱いのが難点ですが良い環境なら美しい
花を咲かせます。
天城牡丹(天城シャクナゲの変種)
まさに牡丹という名のごとく、何枚もの
花びらで後生された美しい八重咲き、葉
は天城そのものです。
ハクサンシャクナゲ(八重咲き)
福島県の県下に指定されているハクサンシ
ャクナゲ(ネモト)は日本各地の山に自生
。長年の自然交配で、オシベが花弁化して
八重になったものです。
けいこの華(交配種)
妻の名をつけました。写真はでは少し色がくす
んで見えますが、樹姿、葉姿、花色、花形がと
ても整い、花弁は肉厚で、黄色の透き通る様
な色です。
黄暉(交配種)
シャクナゲには似ても似つかない品種ですが、
30年来の交配の成果です。白花もむ有ります。
絶滅品種に無ならないように育成して行きたい
品種です。
吾妻シャクナゲの采咲き
白花も有り愛好家では人気品種のひとつで
す。市場では殆ど手に入りません。お持ちの
方は増殖をしては如何でしょう。
偶然にも昨年購入した中1本咲いたものです。
早々令名して大事に管理して行きますね。
萌音姫
日本シャクナゲ(日光八重)と(ウェットニオレン
ジの交配種、咲き出しが赤紅、序次にピンクに
なります。大事に育成中です。
頬紅
底白で縁取りが真赤です此れは市場でで購
入したルーズベルトと言う品種の枝変りで増
殖したい品種の一つです。
●用土は鹿沼6〜7割、軽石3〜4割、赤玉等の有機質1割〜2割を使用します。
●シャクナゲは徒長すると言うイメージがあると思いますが、葉の付いている節目を残して思い切って剪定する。枝数も増し、良い姿になります。